カーコーティングについて考える

NISSAN MOCO(MG22S) Paso-Lab.blog
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いま,ピンチヒッターの愛車・NISSAN MOCOを移動の脚にしている。片道1時間~1時間半の通勤をはじめ,近場の出張,買い物,遊び…その大凡すべてにおいて活用している。

そんな利用状況のため,クルマのボディはすぐに汚れる。特に出張へ行くときは峠道を延々走行する。その近くには採石場もあり,道路は砂埃が多く,見るからに白っぽい。そのため,出張へ行く毎に両側のドアのあたり一面が白く汚れ,洗車をしなければならない。

洗車は基本,洗車機にはかけず,自分で行う。昔から「洗車機にかけると洗車傷がつく」というが,果たして21世紀となったいまの洗車機(当然洗車機も進化しているだろうし…)も同様なのかどうかは定かではないのだが,かすかにそういう思いもあり,自宅でこまめに洗車をするようにしている。

かといって,洗車の方法にこだわりを持っている訳ではない。定期的な洗車は,シャンプー洗車ののちにカー用品店で売っているスプレータイプのコート剤を吹き付けて吹き上げているという感じだ。あとは汚れたときにシャワーで流す,それだけだ。

昨日,モコを駐車場に駐めた際,やはりドアのあたり一面が白っぽくなっていたので,水で流しておいた。理想は,「水で汚れを流す」…ではあるが,やはり乾いた後にボディを見てみると,水で流す前ほどではないが,やはり砂埃はついたままであった。

NISSAN MOCOはブラウン。そして納車待ちのTOYOTA VOXYはパールホワイト。ブラウンほど汚れは目立たないだろうが,ホワイトはホワイトで水あかが目立ってくる。しかも,次のTOYOTA VOXYはこれまで乗っていたTOYOTA WISHよりも大きい。どうやって屋根を洗おう…納車前に洗車のことも考えておかないといけないなぁと思い,理想の「水で汚れを流す」,この理想にいかに近づけるかという発想で,カーコーティングについて考えてみることにした。

ここでいうカーコーティングとは自分でコート剤を用いて行うものではなく,業者に依頼して行うものだ。有名なところだと,Quartz,G’zoxなどがそれにあたる。いずれも施工料がお高め。今までカー用品店で安価で販売しているコート剤を使ってメンテナンスをしていた者には手が出ない。さらにQuartz,G’zoxなどを取り扱っているカーコーティング業者が近所に見当たらない。カーコーティングには時間がかかるだろうから,クルマを預けることになるだろうから,近所でないと厳しい。

そこでふと思い出した。いつも行く近所のガソリンスタンドの「KeePer」の文字。近所のガソリンスタンドでもカーコーティングをしてもらえるのであれば,クルマを預けて徒歩で自宅に帰ることが出来るので手軽。そこでさっそくWeb検索をして調べてみることにした。

KeePerには4つのカーコーティングがあるようで,最上位のものから並べると「ダブルダイヤキーパー」,「ダイヤモンドキーパー」,「クリスタルキーパー」,「ピュアキーパー」である。

この中で最下位のピュアキーパーは塗装の上にポリマー被膜を作るようだ。こちらの耐久期間は3か月でポリマー被膜を重ねていくことで強度を増していくということらしい。

その上位のクリスタルキーパーは塗装の上にガラス被膜を作り,そしてその上にレジン被膜を作るようだ。こちらの耐久期間は1年間。その後はレジン被膜とガラス被膜の一部を削り,その上から新たに施工を繰り返していくようだ。

さらに上位のダイヤモンドキーパーは塗装の上に高密度ガラス被膜を作り,その上にレジン被膜を作るようだ。こちらの耐久性はノーメンテナンスで3年間。1年ごとのメンテナンス(レジン被膜だけを入れ替えるAメンテナンスと,レジン被膜と高密度ガラス被膜の一部を入れ替えるBメンテナンスがある)を経れば,5年間持つそうだ。

そして最上位のダブルダイヤキーパーダイヤモンドキーパーと同様,塗装の上に高密度ガラス被膜を作り,その上にレジン被膜を作るが,高密度ガラス被膜が2層になっているという違いがあるようだ。耐久期間やメンテナンスなどについてはダイヤモンドキーパーと同様のようだ。

Web検索で調べた結果,私の使用環境,使用状況,その他の諸々の条件などから,この中ではダイヤモンドキーパーが最も適当なように感じる。

いずれにしてもお店に出向き,一度話を聞きたいところ。施工環境も気になる。ガソリンスタンドだと,洗車機からの噴霧が施工中のクルマに付着するということも考えられる。これによって耐久期間が短くなったり,本来の効果が損なわれてしまっては困る。

おそらく今週,遅くとも来週には納車であろうと思うので,早いうちに手を打とう。

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