WordPress 4.3がリリースされました。このバージョンの特徴は,見栄えの調整が簡単になったことだ。
今まで機能としてなかったことが不思議なサイトアイコン機能。これまでテンプレートをいじって直接入力したり,あるいはプラグインで実現したりしていた機能がWordPressの機能として組み込まれた。
Paso-Lab.blogをはじめた頃はまだブラウザにタブという機能はなかったように思う。当時はあまりサイトアイコン(ファビコン)を設定する必要もなかったのかもしれない。しかし,現在のようにタブ機能のあるブラウザやスマートフォンでの閲覧者が増加していることを考えると,その必要性が見直されたのだろうか。
ただ,サイトアイコンの設定画面で次のような要件が示されていた。
アイコンは正方形で、幅・高さともに512ピクセル以上である必要があります。
昔からWebページを作っている人は,16×16や32×32と小さなファビコンを伝統として使っている人がいるかもしれない。私もその一人であるが,大きな画像をそのまま使えるのは楽な反面,古いWebサイトのファビコンは作り直しが必要になる恐れがある(サイトアイコン機能で無理ならば従来のプラグインを使えばいいのだが)。
この他にも,コンテンツの整形,メニューのライブプレビュー対応などの機能の追加・改善が盛り込まれている。
実は職場で新規にWordPressを使う機会があり,その時には最新のバージョンでと考えていたので,準備を止めておいたという経緯がある。来週くらいから作業をはじめよう。
最後に,WordPressならびにテーマ・プラグインの開発に携わるすべての方を敬意を表したい。